産婦人科医の減少
昨夜、あるニュースのコーナーで、
「産婦人科医が減っている」
というのをやっていました。
政治の世界では少子化対策が行われようとしていますが
その反面、産婦人科医の減少により「産科」自体が
減っているらしいのです。
ニュースの中で出ていた医師はほとんど寝る間もなく
診察、手術、急患の対応で過酷を極めていました。
確かにこれじゃあ辞めたくなるのも無理はない、という感じ。
しかしそれによってしわ寄せが来ているのは医師だけじゃなく
妊婦である患者自身。
それもリスクのある患者です。
1つの病院に患者が押し寄せるので
急を要する患者が複数いた場合、
場合によっては手遅れになることも・・・。
特に地方の産科不足が深刻なようです。
私自身、里帰り出産をためらっている理由のひとつはそれです。
姉が出産した病院の先生も今はいないらしいし(病院はあるけど)
友達が出産したところは遠いし・・・。
親も、近くに姉もいる地元に帰って出産した方が
楽なのは分かっているけど
信頼できる病院がない。
高齢出産の事例も断然東京のほうが多いですしね・・・。
そう考えると、やっぱり東京でって思っちゃうんですよねぇ。
・・・と思っていたところに、福岡で産婦人科医が逮捕される事件。
ほんとに腹立たしい事件です。
寝る間も惜しんで患者のために働いているニュースに出てきた医師の
爪の垢でもせんじて飲ましてやりたい。
と思うのでした。
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